北海道で生まれ育ち、高校卒業と同時に東京で長年生活していました。ご存知の方も多いですが、北海道は杉花粉のアレルギー罹患者はいないと言われていました。
現在は温暖化も進み、北海道の平均気温も上がりつつあるので、もしかするとスギ花粉症の方もいるかもしれませんが、私が子供の頃は身近で聞いた事がありませんでした。
最近でも東京のスギ花粉がひどい時期に北海道へ行くと症状が出なくなり、とても楽に過ごせたという知人の話も聞いています。
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スギではなくヨモギのアレルギーに
北海道で過ごした18年間の中で、ちょっとアレルギー反応が出たのは高校2年の頃。時期は秋で2週間限定の花粉症でした。
目のかゆみ、止まらない鼻水から病院へ行き検査を受けると「ヨモギ花粉アレルギー」と言われました。周りで誰もおらず、初めて聞いた病気でした。
しかし、高校卒業と同時に上京したため、その後は秋にヨモギ花粉アレルギーになる事はありませんでした。東京でも公園や街路樹下の雑草に紛れてヨモギが生息していますが…反応は出ません。
30代からスギ花粉らいし症状も
上京してからは年中アレルギーとは無縁の生活になり、とても快適に過ごしていました。ところが30歳を過ぎた頃、今度はジワジワとスギ花粉症のような症状が出てきました。
ニュースではその年、スギ花粉飛散量が多いと報道されており、くしゃみと目のかゆみ、鼻水が止まらないというまさにスギ花粉症によくある症状が出ました。しかし、それがシーズン中ずっと出るという訳ではなく、全く気にならない日があったり、周囲の花粉症の人が辛いと言っている日でも、自分の症状が出ないという事もありました。
毎年スギ花粉症の症状が出るかと言うとそれもまた違い、何となく市販薬でごまかして生活できてしまいます。そんな状況だったので、特に病院へは行きませんでした。
ただ、20代の頃、皮膚がただれ病院で血液検査をしてもらった事があり、ついでにスギ花粉も調べてもらいました。結果は、発症していないものの、アレルギー反応がいつ出てもおかしくない数値と言われています。
それにしても、花粉症かな?と思い始めて10年以上もさほど悪化しないので不思議に思っています。よく耳にするのは「疑いようもない花粉症の症状が、ある日突然出て病院に行かざるを得ないほど苦しい」と皆さんから聞きます。私の場合はそれ程でもないのです。
北海道の母に花粉症の疑い
私を除く家族3人は、北海道で暮らしているのでスギ花粉症ではないようです。正確に言うと、血液検査をすればはっきり分かるでしょうが、3人ともそのような症状で苦しんだ事がなかったので検査をした事がありません。
そして長年東京で暮らしていた私ですが、出産のため北海道に帰省してきました。もう3年ほど経ちますが、北海道での生活で花粉症の症状は出ていません。ところがこの3年の生活で母と暮らし感じたのは、もしかして母が花粉症ではという事です。
本人は風邪だと言い張っていますが、3年連続で春先同じ時期に寝込むほどの症状が出ていました。期間も1カ月半前後で、病院から処方された風邪薬もイマイチ効きません。母にアレルギーがあるか聞いてみましたが、あまり病院へ行きたがらないので不明との事でした。
あまりに長引く体調の悪さに、主治医も血液検査をしたそうですが、アレルギー検査ではなかったようです。やはり土地柄なのか、そのような検査の流れにはならないようです。よっぽど花粉症が少ないのでしょうか。母に聞くと春先毎年調子が悪くなることにだいぶ前から気づいていたようです。
体質的に私は父よりも母によく似ていると感じる事が多かったため、私も母も花粉症なのではと思っています。