毎年3月ごろになると、ひどい花粉症を発症し、苦しんでいます。
終日とにかく鼻みず、くしゃみが止まることはなく、ティッシュペーパーもとんでもない量がゴミ箱に積み重なっていく…。
そんなわけで、春は私にとって試練の季節となっています。また、鼻の周りも痒くて仕方がなく、涙も出てくる時があります。さらに不幸なことに、私は鼻をかむのがものすごく下手で、毎度変な爆音を立てて鼻をかむものですから、周囲に迷惑がられます。それがごくたまにということであれば、笑って済まされるのですが、何しろ春は花粉症がひどいものですから、かなり周囲の方々に迷惑をかけてしまっていると痛感しています。
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花粉症が原因で仕事にも影響が
大学生時代、初めてのアルバイトでフレンチレストランで働いていました。真面目さが取り柄なので、一生懸命働いて、それなりに評価もされていたのですが、花粉症のひどさから、結局そのアルバイトを辞めてしまったという経験もあります。
春のとある日、シフトに入りいつも通り働いていました。しかし、その日は花粉症の症状がひどく、鼻をすすりながら、鼻をかみながら仕事に励んでいました。あまりの頻度に見かねたオーナーに呼び出され、「食べ物がある場所だから、それでは困る。症状が治まるまでは来ない方がいいかもね」と告げられました。
症状が緩和する見込みなど全くなかったので、料理がある場で働くのはふさわしくないのだな、と感じ、私は辞める決断をしました。
症状のひどさを緩和するには、やはり薬しか頼りどころはないのですが、ここにも壁がありました。どの鼻薬にも「心臓の弱い方は使用をお控えください」といったような表記があるのです。私は生まれつき、心雑音があり、心臓への悪影響が懸念される薬については手を出すことができません。つまり、花粉症に対して薬で処置をするということすらできないのです。
それでも何とか症状を緩和させるべく、私が使用したアイテムが1つだけあります。それは、市販のミストです。そのミストを鼻めがけて噴射すると、花粉の侵入をブロックでき、結果として症状を抑えることができるのです。実際に使ってみるとたしかに効果はありました。しかし、長続きしてくれません。10分も経てば効果は切れ、徐々にまた鼻がかゆくなるのです。
26歳になった今でも、花粉症は解消されていません。やはりこれは体質によるものなのかと、諦めつつある今日この頃です。
他人の花粉症症状への過剰反応も
花粉症の症状を実感し始めたのは、高校2年生の頃でした。「ある時突然発症するのが花粉症」とはよく言われていましたが、まさにその通りでした。当時、私は翌年の大学受験を控えていて、毎日自宅で猛勉強に励んでいました。その勉強場所として、私はリビングを選んでいました。リビングが最も集中できる環境だったからです。
しかし、自分が花粉症になった時を境に、リビングでの勉強をやめ、自室で行うようになりました。それはなぜか。自分が花粉症になったことで、母親の花粉症の症状がやたら気になるようになったためです。
心理学的にも、何かのきっかけで自分が気にするようになったことは、無意識的にも情報が入ってくるようになるという現象があるらしいです。
私も、自分が花粉症になったことで、初めて人の花粉症の症状が気になるようになり、結果、気になりすぎて勉強に集中できなくなってしまったのです。とにかく母のくしゃみが気に障りました。
周囲の人から私は、よく顔も体型も母親に似ているとは言われていましたが、まさか花粉症という体質まで似てしまうとは、困ったものです。ちなみに、あまり顔が似なかった父親は花粉症ではなく、父親似の私の姉も花粉症ではありません。外見的な遺伝の要素の強さが体質の遺伝にも影響しているのかなと思ったりしました。