遺伝が気になる体質

母も私も花粉症…これって遺伝?生まれてくる子供の将来が心配に

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花粉症って辛いですよね。ここではほぼ通年花粉症、30代1児の母である私の体験談や対策などをお話ししたいと思います。

ところで遺伝の影響といえば「体型」がありますよね。何をどんな風に食べると太りやすいか、も遺伝によって違うそうです。「遺伝子博士」は自分の遺伝的な特徴を理解し、効率のよいダイエットを可能にしてくれる遺伝子検査です。>>遺伝子博士の評判【悪い口コミ暴露】遺伝子タイプのアドバイスが無い!

花粉症とは

まず簡単に花粉症の説明をしたいと思います。「花粉症」という名前ですが、実はこれ、疾患の正式名称ではなく通称なのです。

というのも、花粉症の正体はアレルギー性鼻炎でして、アレルギー症状を引き起こす特定の物質(アレルゲン)がスギやヒノキの花粉、という事なのです。

もう少し詳しくご説明します。まず人体には元々抗体システムが備わっており、ウイルスや細菌と言った異物を排除しようとする働きがあります。このシステムを担っているのがIgE抗体というタンパク質です。しかし、排除の必要が無い物質にまで過剰に反応して、くしゃみや鼻水等の症状が出てしまう場合があります。それがアレルギーであり、結果鼻炎を引き起こすのがアレルギー性鼻炎なのです。

つまり花粉症と言うのは、体の抗体システムが、花粉を異物だと勘違いして排除しようとしているという事なのですね。そして不都合なことに、花粉症は遺伝することがわかっています。必ず遺伝するわけでは無いのですが、可能性があるだけでも不安ですよね。

花粉症で困った経験

そんな困った花粉症なのですが、もちろん私にも困ったエピソードも沢山あります。

まず私は20歳まで花粉症ではありませんでした。春にマスクをすることも無ければ、鼻水など一滴も出ない。ほがらかな春はまさに最高の季節だったのです。

ところが私の母は重度の花粉症でして、毎年春になると「花粉症は遺伝するんだから、あんたもそのうちなるわよ」などと脅されていました。その時は「私がなるわけない」と高をくくっていたのですが、花粉症は突然訪れたのです…。

ついに花粉症を発症か!

21歳の春、私はいつもより鼻水が出ることに気が付きました。最初は風邪を疑ったのですが、どうも違う。3月中頃になると症状は悪化し、私は花粉症を確信しました。さらに悲しいことに、9月頃にも症状が出ました。そう、秋花粉も同時に発症していたのです。

それからというもの、最高の季節だった春が一転、最高に辛い季節になってしまいました。一年の中で一番良い季節なのにお出かけが辛い。どこへいくにもマスクとティッシュが手放せない。鼻水が酷すぎて食べ物の味が分からない。

お酒を飲もうものなら、症状が悪化して息すらままならない。発症して初めて分かる花粉症の辛さは想像を絶するものだったのです。

花粉症の治療を開始

とにかくこのままではまずいと、耳鼻科に駆け込みました。

師の話によると、簡単な手術や免疫を付ける注射で一定期間は改善する。しかし、花粉症を根本的に治す方法は無く、生活習慣や食生活に気を付けながら一生付き合っていくしかない。というものでした。

医師に言われたとおり、薬を中心として、食事や生活習慣に気を使うことで症状は大分緩和されました。とても楽になったのは良かったのですが、同時に、花粉症のため常に気を使わなくてはならない自らの境遇に苛立ちを感じたのです。

母も花粉症、やはり遺伝なのだろうか

また医師からは、花粉症はアレルギー性鼻炎であるため、親から遺伝する。遺伝が全てではないが、親も重度の花粉症であるなら発症するのも仕方ない。という話をされ、仕方ない気持ちと理不尽な気持ちが自分の中でせめぎ合っていたのを覚えています。

この時、私の花粉症は遺伝では?と疑問を持ち、花粉に苦しむ母を見て、遺伝なのだろうな。と、確信したのでした。

そして、普通に生活しているだけなのに何故こんなに気を使わないといけないのか。そもそも遺伝すると分かっているならもっと早く対策ができなかったのか。春が来るたびにそんな事を考えて約10年が経ち、そして私にも子供が出来ました。

子供の花粉症が心配に

子供が産まれる少し前のことです。相変わらず花粉症に悩まされていた私は、子供に花粉症が遺伝することを心配していました。親・私・子供と3代にわたって花粉症に苦しむことはなんとしても止めたいと考えた私は、何か今からできる対策は無いかと考えました。

すると「マイコード」という遺伝子検査があることを知りました。マイコードというのは、ガン約40種類及び疾患150種類の発症リスクそして体質の持つ特徴130種類の合計280種類もの項目について検査することができるサービスです。

アレルギー体質の程度、つまり花粉症のなりやすさについても検査することができるのです。検査方法も簡単で、自分の唾液を容器に入れて送るだけという手軽さです。

これはやるしかない!とすぐさま夫に相談し、子供が産まれて落ち着いたら夫婦でやってみようということになりました。

夫は花粉症ではないのですが、アレルギー体質ではないとも言い切れませんし、何より夫婦で検査することで家族の備えにも繋がると考えたのです。

マイコードは年齢18歳以上が検査対象ですので、お腹の子供はしばらく検査ができませんが、夫婦で検査しておくことで、子供に遺伝するリスクについても備えることができ、少し安心できました。

また、花粉症の遺伝を私の代で止められないとしても、子供が快適な生活を送るために生活環境を整えることができます。そしてできることなら花粉症の辛さを知らずに一生を送って欲しい。マイコードで子供の将来について備えることは、子供が春を楽しく過ごせるかのカギになっているかもしれませんね。

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